“膺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あた40.0%
40.0%
こた20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遺詔に曰く、ちん皇天の命を受けて、大任に世にあたること、三十有一年なり、憂危心に積み、日に勤めて怠らず、専ら民に益あらんことを志しき。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
窃におもんみるに曾某は、もと一飲賭の無頼、市井の小人、一言の合、栄、聖眷せいけんけ、父は、児はしゅ、恩寵極まりなし。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
もとからすえく時には鱗の順ですからごくなめらかでサラ/\と抜けるけれど梢より根へ扱く時は鱗が逆ですから何と無く指にこたえる様な具合が有てうかするとブル/\ときしる様な音がします(荻)成る程そうだ順に扱けば手膺てごたえは少しも無いが逆に扱けば微かに手膺えが有る(大)サア是で追々に分ります私しは此三筋の髪の毛を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)