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脱走
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だっそう
ふりがな文庫
“
脱走
(
だっそう
)” の例文
「そうです。私、君を助けました。君はかわいそうでありました。私は自分のためにこしらえてあった、
脱走
(
だっそう
)
の穴を利用して、きみを救いました」
時計屋敷の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
当時
決死
(
けっし
)
の士を
糾合
(
きゅうごう
)
して北海の
一隅
(
いちぐう
)
に苦戦を戦い、北風
競
(
きそ
)
わずしてついに
降参
(
こうさん
)
したるは
是非
(
ぜひ
)
なき
次第
(
しだい
)
なれども、
脱走
(
だっそう
)
の諸士は最初より氏を
首領
(
しゅりょう
)
としてこれを
恃
(
たの
)
み
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
脱走
(
だっそう
)
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
然
(
しか
)
るに
脱走
(
だっそう
)
の兵、常に利あらずして
勢
(
いきおい
)
漸
(
ようや
)
く
迫
(
せま
)
り、また
如何
(
いかん
)
ともすべからざるに至りて、
総督
(
そうとく
)
を始め一部分の人々は
最早
(
もはや
)
これまでなりと
覚悟
(
かくご
)
を改めて敵の軍門に
降
(
くだ
)
り
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
(今年数十名の藩士が
脱走
(
だっそう
)
して
薩
(
さつ
)
に入りたるは、全くその脱走人限りのことにして、
爾余
(
じよ
)
の藩士に関係あることなし。)
然
(
しか
)
りといえども、今日の事実かくのごとくにして
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
これを要するに
維新
(
いしん
)
の際、
脱走
(
だっそう
)
の
一挙
(
いっきょ
)
に
失敗
(
しっぱい
)
したるは、氏が政治上の死にして、たといその肉体の身は死せざるも
最早
(
もはや
)
政治上に
再生
(
さいせい
)
すべからざるものと観念して
唯
(
ただ
)
一身を
慎
(
つつし
)
み
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“脱走”の解説
脱走(だっそう)とは、束縛されている場所から抜け出して逃げることである。
(出典:Wikipedia)
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
“脱走”で始まる語句
脱走者
脱走同心
脱走士人