)” の例文
客「然うでしょう、少し声がしゃがれてるし、一中節いっちゅうぶしったろう、あのーなにを唄ったろう……あれは端物はものだがいゝねえ、はなぶさちょう其角きかくさんをしたという、吉田の兼好法師の作の徒然草を」
『まあ、ってみなさるがよい』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)