“習性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くせ25.0%
しふせい25.0%
しゅうせい25.0%
ハビット25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この読書に対する熱情のほかに、この男にはもう二つ習性くせがあって、それが別の二つの特徴をなしていた。
また禽類きんるゐ習性しふせいとして、毎夜まいよ、おなじ場處ばしよ、おなじに、えだに、かつび、かつとまるものださうである。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
呑まないとは保証できませんが、あまり人間はおそわない習性しゅうせいです。先刻さっきもそんなことを訊かれましたが、園長を呑んでいないことは確かですよ。人間を
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もしこれが実在するものであれば、雪華の生成の機構については勿論のこと、一般に結晶の習性ハビットの問題に関して非常に重大な手掛りを与えるものである。
雪の話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)