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繋
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しば
ふりがな文庫
“
繋
(
しば
)” の例文
鐙
(
あぶみ
)
が足に
絡
(
から
)
まつたか、それとも手綱に腰を
繋
(
しば
)
られたか、暫くは浮び上がる樣子もなく、そのまゝ引き潮に流されて、川下の方へ流れて行きます。
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
武はその言葉に従って、林児を
繋
(
しば
)
って邑宰の所へ送った。しかし御史の家から名刺をよこしてくると、邑宰は林児を
釈
(
ゆる
)
してその下男に渡して帰した。
田七郎
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
四
(
よつ
)
ん
這
(
ば
)
いに這っているのであった。膝頭に
草鞋
(
わらじ
)
が
繋
(
しば
)
りつけてあった。両手に
草履
(
ぞうり
)
が繋り付けてあった。膝と手とで歩いていた。彼はヒョイと顔を上げた。その顔を火の光がカッと射た。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
繋
漢検準1級
部首:⽷
17画
“繋”を含む語句
繋留
繋綱
珠数繋
有繋
繋縛
繋合
関繋
繋累
船繋
三繋平
繋船
繋縄
繋辞
数珠繋
繋船場
繋留所
連繋
馬繋
聯繋
駒繋
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