“繋船場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいせんば50.0%
ふなつきば50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平気でこれに朝晩乗つて停車場ステエシヨンまで往復する老芸術家の曠達くわうたつを面白いと思つた。セエヌ河を渡つてムウドンの繋船場けいせんばまでくには二十四五ちやうあつた。偉人と云ふ者は親の偉大な様な者である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
建てこんだ凡ての市街と、群衆に埋まる繋船場ふなつきばと道路とを越えて
運命と人 (新字旧仮名) / 有島武郎(著)