トップ
>
縊殺
>
しめころ
ふりがな文庫
“
縊殺
(
しめころ
)” の例文
心掛らるゝことなれば久八が
過
(
あやま
)
つて
縊殺
(
しめころ
)
せしと云ひ
無證據
(
むしようこ
)
のことなるを
自訴
(
じそ
)
せしにて
赤心
(
せきしん
)
の
顯
(
あら
)
はれたれば如何にもして助け遣はし度と心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
仮令
(
たとい
)
居たとて役にも立たず、お政は、あの如く、娘を愛する心は有りても、その道を知らんから、娘の道心を
縊殺
(
しめころ
)
そうとしていながら、しかも
得意顔
(
したりがお
)
でいるほどゆえ、
固
(
もと
)
よりこれは
妨
(
さまたげ
)
になるばかり
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
取
(
とら
)
んには
刺殺
(
さしころ
)
して物にせんか
縊殺
(
しめころ
)
して
呉
(
くれ
)
んかと立たり居たりして見ても
流石
(
さすが
)
に自分の
居宅
(
きよたく
)
にて
荒仕事
(
あらしごと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
物語
(
ものがた
)
りしかば寶澤が十二歳の時
彼
(
かの
)
婆を
縊殺
(
しめころ
)
し其二品を
奪
(
うば
)
ひ取
大望
(
たいまう
)
の
妨
(
さまた
)
げなればとて師匠感應院をも
毒殺
(
どくさつ
)
し其身は
諸國修行
(
しよこくしゆぎやう
)
と
僞
(
いつは
)
り平野村を
發足
(
ほつそく
)
し其翌日
加田浦
(
かだのうら
)
にて白犬を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“縊殺”の意味
《名詞》
縊 殺 (いさつ)
絞め殺(ころ)すこと。
(出典:Wiktionary)
縊
漢検1級
部首:⽷
16画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“縊”で始まる語句
縊
縊死
縊死体
縊死者
縊付
縊附
縊死人
縊死自殺