絵解えとき)” の例文
旧字:繪解
其以前は母や兄に絵解えときを聴くのが日課のやうになつてゐた。自身で読んだ最初の小説は、今表題は忘れたが、松亭金水作の稗史よみほんである。草双紙ではない。
「——絵解えときをしてあげますか……(註。草双紙を、幼いものに見せて、母また姉などの、話して聞かせるのを絵解と言った。)——読めますか、仮名ばかり。」
絵本の春 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これより転出したようなは、ブリタニーの天主教寺の縁日に壁に掛けて僧が杖もて絵解えときする画幅で、罪業深き人の心臓の真中にある大鬼を七動物が囲繞いにょうていだ。
その頃には絵本がいろいろあって、年齢に応じて程度が違えてあり、挿画には少しばかりの絵解えときがしてあった。桃太郎やカチカチ山は最も小さい子供の見るもの、それより進んでは軍物語いくさものがたりであった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
千秋万歳法師 絵解えとき 獅子舞 猿牽 鶯飼 鳥さし 鋸挽おがひき 石切 桂女かつらめ 鬘捻かづらひねり 算置 薦僧 高野聖 巡礼 鐘敲 胸叩 へうぼう絵師 張殿 渡守 輿舁 農人 庭掃 材木売 竹売 結桶師 火鉢売 糖粽売 地黄煎売 箕作 樒売 菜売 鳥売
エタに対する圧迫の沿革 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)