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絵襖
ふりがな文庫
“絵襖”の読み方と例文
旧字:
繪襖
読み方
割合
えぶすま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えぶすま
(逆引き)
どこともなく、
漂
(
ただよ
)
いだした
黄昏
(
たそがれ
)
の色あい——
煤
(
すす
)
けた
狩野
(
かのう
)
ふうな
絵襖
(
えぶすま
)
のすみに、うす赤い
西陽
(
にしび
)
のかげが、三角形に射している。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
磨
(
すり
)
硝子とニッケルを組み合わせた、モダーン・タイプの
硝子扉
(
ケースメント
)
になり、なにやらの
工匠
(
たくみ
)
が彫った有名な欄間と、銀の引手のついた花鳥の
絵襖
(
えぶすま
)
が取り払われ
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
万一その火が五百二十
把
(
ぱ
)
からの
萱
(
かや
)
をのせた屋根へでも燃え抜けたが最後、仏壇や
位牌堂
(
いはいどう
)
はもとより、故伏見屋金兵衛が記念として本堂の廊下に残った大太鼓も、故
蘭渓
(
らんけい
)
の苦心をとどめた
絵襖
(
えぶすま
)
も
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
絵襖(えぶすま)の例文をもっと
(5作品)
見る
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
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絵
絵本
絵馬
絵具
絵端書
絵草紙
絵様
絵解
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