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素性
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そせい
ふりがな文庫
“
素性
(
そせい
)” の例文
暗に『千載集』以前の智巧的傾向を
圧
(
おさ
)
え、近き世に再び姿がかわって「
花山僧正
(
かざんそうじょう
)
・
在原
(
ありはら
)
中将・
素性
(
そせい
)
・
小町
(
こまち
)
がのち、絶えたる歌の様わづかに聞ゆる時侍る」
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
我を
駐
(
とゞ
)
めて共に居らしめ、我を酔はしむるに濁酒あり、我を歌はしむるに
破琴
(
やぶれごと
)
あり、
縦
(
ほしいまゝ
)
に我を泣かしめ、縦に我を笑はしめ、
我
(
わが
)
素性
(
そせい
)
を
枉
(
ま
)
げしめず、我をして我疎狂を知るは独り彼のみ
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
一体に
巴里
(
パリイ
)
人の趣味が一方に雷同して傾く事なく思ひ思ひに自分の
素性
(
そせい
)
の同感する所を
択
(
えら
)
んで自由に其れを研究し
楽
(
たのし
)
んで行く風の
盛
(
さかん
)
なのが面白い。例へば
此
(
この
)
装飾美術展覧会へ来て観ても
然
(
さ
)
うだ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“素性”の意味
《名詞》
血筋。家柄。
伝来。由緒。
育ち。育ってきた境遇。
(出典:Wiktionary)
“素性”の解説
素性(そせい、生没年不詳)は、平安時代前期から中期にかけての歌人・僧侶。桓武天皇の曾孫。遍昭(良岑宗貞)の子。俗名は諸説あるが、一説に良岑玄利(よしみねのはるとし)。
三十六歌仙の一人。
(出典:Wikipedia)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“素”で始まる語句
素人
素
素直
素振
素気
素朴
素足
素姓
素破
素裸