立雄たつお)” の例文
「きっと、くもさん、きみは、どこへでもんでいけておもしろいだろうな、と、まつがいっているのだよ。」と、立雄たつおくんが、いいました。
町はずれの空き地 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ねえ、ひろしさん、おじいさんの子供こども時分じぶんから、あのまつは、あったんだね。」と、立雄たつおくんは、べつのことをかんがえていたとみえて、うしろをかえって
町はずれの空き地 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その、おおくの子供こどもたちのなかにも、立雄たつおくんや、ひろしくんは、いちばんこのたかまつあいしている少年しょうねんでした。
町はずれの空き地 (新字新仮名) / 小川未明(著)