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神変
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しんぺん
ふりがな文庫
“
神変
(
しんぺん
)” の例文
蛮流幻術
(
ばんりゅうげんじゅつ
)
にたけて、きたいな
神変
(
しんぺん
)
をみせる呂宋兵衛も、
臆病
(
おくびょう
)
な生まれつきは
争
(
あらそ
)
えず、
語韻
(
ごいん
)
はふるえをおびて昌仙の顔をみまもっていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狐や狸は
化
(
ばけ
)
るものであるとか、世の中に
種々
(
いろいろ
)
ある
怪物
(
ばけもの
)
の詮索をするのを
止
(
や
)
めて
先
(
ま
)
ず我々人間が一番大きな
怪物
(
ばけもの
)
で
神変
(
しんぺん
)
不思議な能力を持っていると
喝破
(
かっぱ
)
し
大きな怪物
(新字新仮名)
/
平井金三
(著)
このお話は、そういう
出没自在
(
しゅつぼつじざい
)
、
神変
(
しんぺん
)
ふかしぎの怪賊と、日本一の
名探偵
(
めいたんてい
)
明智小五郎
(
あけちこごろう
)
との、力と力、知恵と知恵、火花をちらす、一
騎
(
き
)
うちの
大闘争
(
だいとうそう
)
の物語です。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
神変
(
しんぺん
)
不思議を示し
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ニッコと笑って、
丘
(
おか
)
に立った咲耶子が、さッと一
閃
(
せん
)
、笛をあげればかかり、二
閃
(
せん
)
、さッと横にふればしりぞき、三
閃
(
せん
)
すればたちまち姿をかくす——
神変
(
しんぺん
)
ふしぎな
胡蝶
(
こちょう
)
の陣。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
いやいや、やつらは
神変
(
しんぺん
)
ふしぎの魔法使いです。建物の外へ出るまでもなく、あの二階の部屋の中で、何かのじゅ文をとなえながら、スーッと消えうせてしまったのかもしれません。
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
敵は
野武士
(
のぶし
)
といいながら、
神変
(
しんぺん
)
ふしぎな少女の陣法によってうごくもの、これすなわち
奇兵
(
きへい
)
でござる。あなどってその
策
(
さく
)
におちいるときは、殿のお
命
(
いのち
)
とてあやうきこと明らかでござりまする
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“神変”の意味
《名詞》
神 変(しんぺん)
人知では測り知れない不思議な変化。
(出典:Wiktionary)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
“神変”で始まる語句
神変夢想流
神変不可思議
神変不思議
神変夢想
神変夢想流指南
神変杉狒々退治