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示談
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じだん
ふりがな文庫
“
示談
(
じだん
)” の例文
家主
(
いえぬし
)
が這入るについて、愛嬌が
示談
(
じだん
)
の上、不安に借家を譲り渡したまでである。それにしても小野さんは悪るいところを下女に見られた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きかねど
晦日
(
みそか
)
に
月
(
つき
)
の
出
(
で
)
る
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
十五夜
(
じふごや
)
の
闇
(
やみ
)
もなくてやは
奧
(
おく
)
は
朦朧
(
もうろう
)
のいかなる
手段
(
しゆだん
)
ありしか
新田
(
につた
)
が
畫策
(
くわくさく
)
極
(
きは
)
めて
妙
(
めう
)
にしていさゝかの
融通
(
ゆうづう
)
もならず
示談
(
じだん
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
殿様は家来に面師を連れさせて、町人の
許
(
とこ
)
へ
示談
(
じだん
)
にやつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「だが阪井の方で
示談
(
じだん
)
にしないと警察では困るんだ」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“示談”の意味
《名詞》
示談(じだん)
当事者間の話し合いで問題を解決すること。
(出典:Wiktionary)
示
常用漢字
小5
部首:⽰
5画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
“示”で始まる語句
示
示唆
示威
示指
示現
示寂
示顕
示教
示威運動
示達