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研鑚
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けんさん
ふりがな文庫
“
研鑚
(
けんさん
)” の例文
それがしはすでに老年のこと、あなたはなお春秋に富む身、どうかそれを
研鑚
(
けんさん
)
し、完成して、あなた独自の一流を
興
(
おこ
)
して下さい。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秋の
日和
(
ひより
)
と豊かな果樹園とに寄ってくる
蠅
(
はえ
)
の群れしか君は見ていない。勤勉な
蜜蜂
(
みつばち
)
の巣、働きの都、
研鑚
(
けんさん
)
の熱、それを君は眼に留めたことがないんだ。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
されば風早學士は、自然哲學者として甚だ説が多い。また
研鑚
(
けんさん
)
も深い。
雖然
(
けれども
)
學士は
尚
(
ま
)
だヘッケル氏の所謂「熟せる實」とならざる故を以て其の
薀蓄
(
うんちく
)
の斷片零碎をすら世に發表せぬ。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
綾麻呂
有難
(
ありがと
)
う。充分に気をつける。お前も充分健康に留意して、無理をしない程度に、「
文章
(
もんじょう
)
の道」を一生懸命に
研鑚
(
けんさん
)
するんですよ。一日も早く偉くなって、お父さんを安心させておくれ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
そのとき次郎右衛門の
年歯
(
としは
)
もまだ壮年だったから、修行中、安房の
夷隅
(
いすみ
)
郡にのこしてあった老母も、やがて彼の新邸に迎えられたであろうし、以後、いよいよ道に
研鑚
(
けんさん
)
し
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
朝、昼、夜、時も選ばず師事し
研鑚
(
けんさん
)
した。また伊勢守もまた、
訓
(
おし
)
えを
惜
(
お
)
しまなかった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
研
常用漢字
小3
部首:⽯
9画
鑚
漢検1級
部首:⾦
23画
“研”で始まる語句
研
研究
研鑽
研屋
研師
研究室
研磨
研澄
研出
研桶