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石亀
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いしがめ
ふりがな文庫
“
石亀
(
いしがめ
)” の例文
百樹
(
もゝき
)
曰、
件
(
くだん
)
の
図
(
づ
)
を
視
(
み
)
るに常にある亀とは
形状
(
かたち
)
少しく
異
(
こと
)
なるやうなり。依て
案
(
あんず
)
るに、
本草
(
ほんざう
)
に
所謂
(
いはゆる
)
秦亀
(
しんき
)
一名
筮亀
(
ぜいき
)
あるひは山亀といひ、俗に
石亀
(
いしがめ
)
といふ物にやあらん。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
すぐ前に、池があって、中心の
石亀
(
いしがめ
)
が、口から噴水を高くふきあげている。それが霧になって散り、暗い社燈にきらめきながら、雨のような音を立てて、水面に落ちる。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
多くは
石亀
(
いしがめ
)
(川虫)を餌にした虫釣りか、十本五銭位で買える
菜種鈎
(
なたねばり
)
という黄色い粗末な毛鈎で、
浮木
(
うき
)
流しをやっているのと、職業漁師が友釣りとゴロ引きをやっていた。
想い出
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
百樹
(
もゝき
)
曰、
件
(
くだん
)
の
図
(
づ
)
を
視
(
み
)
るに常にある亀とは
形状
(
かたち
)
少しく
異
(
こと
)
なるやうなり。依て
案
(
あんず
)
るに、
本草
(
ほんざう
)
に
所謂
(
いはゆる
)
秦亀
(
しんき
)
一名
筮亀
(
ぜいき
)
あるひは山亀といひ、俗に
石亀
(
いしがめ
)
といふ物にやあらん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蛆
(
うじ
)
も
藻蝦
(
もえび
)
もないときには、
石亀
(
いしがめ
)
を用いた。石亀は、川虫の一種である。
石亀のこと
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
亀
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑