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真人
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まひと
ふりがな文庫
“
真人
(
まひと
)” の例文
旧字:
眞人
鹿爪らしく何の
朝臣
(
あそん
)
だの、何の
連
(
むらじ
)
だの、
宿禰
(
すくね
)
の、
真人
(
まひと
)
の、
県主
(
あがたぬし
)
のと、それぞれ昔の貴族豪族の姓を名乗っていた時代が近く五十年前にあったのである。
炭焼長者譚:系図の仮托と民族の改良
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
志斐ノ姥が
藤氏
(
とうし
)
の
語部
(
かたりべ
)
の一人であるやうに、此も亦、この
当麻
(
たぎま
)
の村の旧族、当麻ノ
真人
(
まひと
)
の
氏
(
うぢ
)
の
語部
(
かたりべ
)
だつたのである。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
この
天皇
(
てんのう
)
がまだ
皇太子
(
こうたいし
)
でおいでになった
時分
(
じぶん
)
、お
妃
(
きさき
)
の
穴太部
(
あなとべ
)
の
真人
(
まひと
)
の
皇女
(
おうじょ
)
という
方
(
かた
)
が、ある
晩
(
ばん
)
御覧
(
ごらん
)
になったお
夢
(
ゆめ
)
に、
体
(
からだ
)
じゅうからきらきら
金色
(
こんじき
)
の
光
(
ひかり
)
を
放
(
はな
)
って
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“真人”の解説
真人(まひと)は、天皇から氏族に対して授けられた姓(カバネ)の一つ。天武天皇13年(684年)に制定された八色の姓で最高位に位置づけられた。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“真人”で始まる語句
真人間