“まひと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マヒト
語句割合
真人60.0%
間人20.0%
最一20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
志斐ノ姥が藤氏とうし語部かたりべの一人であるやうに、此も亦、この当麻たぎまの村の旧族、当麻ノ真人まひとうぢ語部かたりべだつたのである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
中間のことをハシという様になったのは、かえって土師人が間人まひとであることから導かれたので、ハシはけだしハシタ(ハシヒトすなわちハシトの転訛)の略であると信ずる。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
間人まひとの名辞がもと良民賤民の中間人の義であり、それが主として土師部はじべ或いは駆使部はせつかべの程度の社会的地位を有する階級の者について呼ばれたが故に、ハシヒト或いはハセツカベと言われ
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
遣直やりなほさつしやい、あらたにはじめろ、最一まひとつくれさ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)