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白滝
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しらたき
ふりがな文庫
“
白滝
(
しらたき
)” の例文
注
(
さ
)
すあと、注すあと、
割醤油
(
わりした
)
はもう
空
(
から
)
で、
葱
(
ねぎ
)
がじりじり焦げつくのに、
白滝
(
しらたき
)
は水気を去らず、
生豆府
(
なまどうふ
)
が
堤防
(
どて
)
を築き、
渠
(
きょ
)
なって湯至るの観がある。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この次の日曜には、行田からいま一
息
(
いき
)
車
(
くるま
)
を飛ばしてやって来たまへ。この間、
白滝
(
しらたき
)
の君に会ったら、「林さん、お変りなくって?」と聞いていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
曾我の討入りの
狩屋
(
かりや
)
のところなどの雨は、後に
白滝
(
しらたき
)
という名で売出した
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
岩の下を
掻
(
か
)
いくぐって、下の根のうつろを打って、絶えず、
丁々
(
トントン
)
と鼓の音の響いたのが、潮や満ち来る、どッと
烈
(
はげ
)
しく、ざぶり砕けた波がしら、
白滝
(
しらたき
)
を
倒
(
さかしま
)
に、
颯
(
さっ
)
とばかり雪を崩して、浦子の肩から
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
滝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々