“界（よ）” の例文

ねむりの界（よ）より歸れる途（みち）すがらに

独絃哀歌 (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)

とぞ御涙（おんなみだ）この界（よ）に一つ

晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) ／ 与謝野晶子(著)

時には恐怖（おそれ）に沈むかなしき界（よ）の

独絃哀歌 (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)

かがやきわたれる星のかの界（よ）

草わかば (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)

『祈祷（いのり）あげよ』と星の界（よ）の

草わかば (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)

界（よ）をしまとふとなつかしむ

草わかば (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)

『幻の界（よ）ぞ眞（まこと）なる』——

有明集 (旧字旧仮名) ／ 蒲原有明(著)

“界”の意味

《名詞・suffix》

（さかい）空間を分ける線。

（カイ）種類を同じくする空間。

（カイ）生物分類の基本階級の一つで、一般的にはその最上単位。但し、近年ではさらにその上位に「ドメイン」のをおくこともある。界-門-綱-目-科-（族）-属-（節）-種
(出典:Wiktionary)

界	常用漢字 小３ 部首:⽥ 9画