“男根”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんこん66.7%
なんこん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲照うんせうさへ坊主の羅切らせつを聞いては、「男根だんこんすべから隆隆りゆうりゆうたるべし」と、弟子でし共に教へたと云ふではないか?
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
やがて、下から登って来た子供の一大隊を見ると、真中に隊長が一人、大きな男根だんこんの形をしたこしらえ物を、べにがらの粉で真赤に染めたのを中に押立てて、その周囲にみ合い、押し合っている。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
みのをやち○笠をてつか○人の死をまがつた又はへねた○男根なんこんをさつたち○女陰ぢよいんくまあな。此あまたあり、さのみはとてしるさず。
次にこれも仮面めんにて猿田彦に扮たるもの一人、麻にて作りたる幌帽ほろばうしやうの物をかむり、手杵てきねのさきを赤くなして男根なんこん表示かたどりたるをかたぐ。三ばんに法服はふふく美々びゝしくかざりたる山伏ほらをふく。