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産月
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うみづき
ふりがな文庫
“
産月
(
うみづき
)” の例文
津田という、女の先生が、大きな
産月
(
うみづき
)
近い腹を、グッと前に突き出して、足を高くあげ、手を振りながら、この遊戯と歌を、私達に教えた。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
予
(
かね
)
てから猫の
産月
(
うみづき
)
が近づいたので、書斎の
戸棚
(
とだな
)
に
行李
(
こうり
)
を
準備
(
ようい
)
し、小さい座蒲団を敷いて産所に
充
(
あ
)
てていたところ
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
寂しがりまして……それに、だんだん
産月
(
うみづき
)
も近づいて参りますと、気が
鬱
(
ふさ
)
ぐと見えまして、もう自分で穴掘って
入
(
へえ
)
るようなことばかり言っておるでござります。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
家内は
睦
(
むつま
)
しく、翌年になりますと、八月が
産月
(
うみづき
)
と云うのでございますから、
先
(
まず
)
高い処へ手を上げてはいかぬ、井戸端へ出てはならぬとか、
食物
(
しょくもつ
)
を大事に
為
(
し
)
なければならんと
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そのとたんにリイケが少し身を反らせたので、
産月
(
うみづき
)
になつた女だと云ふことが知れた。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)
▼ もっと見る
おきぬさん、
産月
(
うみづき
)
はいつだね。
沓掛時次郎 三幕十場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
わが三度目の
産月
(
うみづき
)
を
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“産”で始まる語句
産
産褥
産屋
産衣
産毛
産土
産土神
産婆
産声
産湯