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うみづき
ふりがな文庫
“うみづき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
産月
87.5%
臨月
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
産月
(逆引き)
寂しがりまして……それに、だんだん
産月
(
うみづき
)
も近づいて参りますと、気が
鬱
(
ふさ
)
ぐと見えまして、もう自分で穴掘って
入
(
へえ
)
るようなことばかり言っておるでござります。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
家内は
睦
(
むつま
)
しく、翌年になりますと、八月が
産月
(
うみづき
)
と云うのでございますから、
先
(
まず
)
高い処へ手を上げてはいかぬ、井戸端へ出てはならぬとか、
食物
(
しょくもつ
)
を大事に
為
(
し
)
なければならんと
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うみづき(産月)の例文をもっと
(7作品)
見る
臨月
(逆引き)
頑固
(
かたくな
)
な番頭さんが附いて居るのでございますから、只吉原の事ばかり案じて、若草は何うして居るか、九月が
腹帯
(
おび
)
だと云ったから、来年の二月は
臨月
(
うみづき
)
だが、首尾
好
(
よ
)
く赤ん坊が産れるか
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
来年の二月は
臨月
(
うみづき
)
だアけれども、子を生んだ暁にゃア伊之さんは赤ん坊の
父親
(
てゝおや
)
だから引取って貰わなければならねえのだが、伊之さんも堀切の寮で窮命してえるというから、私も案じられて
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それで手紙も寄越さないのだな、
余
(
あんま
)
りな不実な人だ、
口惜
(
くやし
)
いと口へ出しちゃア云わないが、腹の
中
(
うち
)
で火の燃える様に思ってる
中
(
うち
)
に、この二月
臨月
(
うみづき
)
の時なぞは、一通りならねえ口惜がりようで
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
うみづき(臨月)の例文をもっと
(1作品)
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