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生贄
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いけにへ
ふりがな文庫
“
生贄
(
いけにへ
)” の例文
毎年に一度の祭りあるごとに、
生贄
(
いけにへ
)
をぞ供へけるが、その生贄は、
国人
(
くにびと
)
の
未
(
いま
)
だ
嫁
(
とつ
)
がざる
処女
(
をとめ
)
をば、
浄衣
(
じやうい
)
に化粧してぞ奉りける。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
別
(
わかれ
)
の舞踏會は
御館
(
みたち
)
にて催されぬ。われは姫の最後に色ある
衣
(
きぬ
)
を着け給ふを見き。是れ人々の
生贄
(
いけにへ
)
の
羔
(
こひつじ
)
を飾れるなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
生贄
(
いけにへ
)
の羊、その母のあと、從ひつつ
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
生贄
(
いけにへ
)
の
苦痛
(
くつう
)
か、あなや
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
生贄
(
いけにへ
)
の羊、その母のあと、従ひつつ
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“生贄”の解説
生贄(犧、いけにえ、生け贄とも)は、神への供物として生きた動物を供えること、またその動物のことである。供えた後に殺すもの、殺してすぐに供えるもののほか、そもそも殺さずに神域(神社)内で飼う場合もある。
『旧約聖書』『レビ記』にある贖罪の日に捧げられるヤギは、「スケープゴート」の語源となった。
生贄を備える儀式を供犠(くぎ)と言い、動物だけでなく、人間を生贄として供える慣習もかつてはあり、これは特に「人身御供」と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
贄
漢検1級
部首:⾙
18画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死