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生色
ふりがな文庫
“生色”の読み方と例文
読み方
割合
せいしょく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいしょく
(逆引き)
その間に、
彷徨
(
さまよ
)
う市民たちは、たった一晩のうちに、
生色
(
せいしょく
)
を
喪
(
うしな
)
い、どれを見ても、まるで
墓石
(
はかいし
)
の下から出て来たような顔色をしていた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
けれど、まだうぐいすと
信
(
しん
)
じきれず、
手
(
て
)
にとって
見
(
み
)
ると、
草色
(
くさいろ
)
をした
羽
(
はね
)
は、すでに
生色
(
せいしょく
)
がなく、
体
(
からだ
)
はこわばっているが、うぐいすにちがいなかったのです。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、さすがの藤井紋太夫も、悲痛な覚悟をきめたらしく、
式台
(
しきだい
)
に列座して、当主
綱条
(
つなえだ
)
以下家臣一統とともに、老公の駕籠を見送るときは、その
眉宇
(
びう
)
に
生色
(
せいしょく
)
もなかった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生色(せいしょく)の例文をもっと
(11作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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