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瓶
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ほたり
ふりがな文庫
“
瓶
(
ほたり
)” の例文
大気都姫はとうとう食事の度に、彼と同じ
盤
(
さら
)
や
瓶
(
ほたり
)
を、犬の前にも並べるようになった。彼は
苦
(
にが
)
い顔をして、一度は犬を
逐
(
お
)
い払おうとした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今は
炉
(
ろ
)
の火も、
瓶
(
ほたり
)
の酒も、
乃至
(
ないし
)
寝床の桃の花も、ことごとく
忌
(
いま
)
わしい腐敗の
匀
(
におい
)
に充満しているとしか思われなかった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それから
盤
(
さら
)
だの
瓶
(
ほたり
)
だのが
粉微塵
(
こなみじん
)
に砕ける音、——今まで笑い声に満ちていた
洞穴
(
ほらあな
)
の中も、一しきりはまるで嵐のような、混乱の底に投げこまれてしまった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“瓶”の意味
《名詞》
瓶(びん)
液体や漬物、ジャムなどを入れるガラス製、陶磁器製、プラスチック製などの容器。
かめ。
徳利。
(出典:Wiktionary)
“瓶”の解説
瓶、壜(びん)は、ガラスや陶器を材料とした容器。
(出典:Wikipedia)
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“瓶”を含む語句
水瓶
酒瓶
花瓶
瓶子
一瓶
大瓶
小瓶
茶瓶
禿茶瓶
藍瓶
銀瓶
釣瓶落
硝子瓶
瓶花
金瓶
陶瓶
土瓶
鉄瓶
薬瓶
溲瓶
...