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溲瓶
ふりがな文庫
“溲瓶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しびん
50.0%
しゅびん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しびん
(逆引き)
硯、紙など
復
(
また
)
枕元に運ばせたれど一間半の旅行に
労
(
つか
)
れて筆を取る勇気も出ねばしばし枕に就く。
溲瓶
(
しびん
)
を呼ぶ。足の
尖
(
さき
)
つめたければ
湯婆
(
たんぽ
)
に湯を入れしむ。
明治卅三年十月十五日記事
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「婆さんどもまでが
溲瓶
(
しびん
)
のものをわれわれの頭上にぶちまけるようになっては、とてもだめだ。」
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
溲瓶(しびん)の例文をもっと
(4作品)
見る
しゅびん
(逆引き)
その上部屋の四隅へ
溲瓶
(
しゅびん
)
を置いたが、無意識中における先生の意志はどうしても本に向って放尿せずには納まらない。
勉強記
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
おすぎはまたトシを背負って、町へ出かけて、差当って必要なもの、洗面器、
溲瓶
(
しゅびん
)
、
箒
(
ほうき
)
、
塵
(
ちり
)
とりなどを買ってきた。
夕張の宿
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
溲瓶(しゅびん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“溲瓶”の意味
《名詞》
溲瓶(しゅびん、しびん)
夜間や病気やけがなどで寝たきりの人が寝床で小便をするための容器。尿瓶。ガラス製、陶器製、金属製などがある。
(出典:Wiktionary)
溲
漢検1級
部首:⽔
13画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“溲瓶”の関連語
虎子
御虎子
“溲”で始まる語句
溲
溲疏
溲起
“溲瓶”のふりがなが多い著者
河口慧海
高見順
ヴィクトル・ユゴー
小山清
谷崎潤一郎
正岡子規
坂口安吾