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しびん
ふりがな文庫
“しびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
尿瓶
41.7%
溲瓶
33.3%
溺器
8.3%
屎瓶
8.3%
糸鬢
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尿瓶
(逆引き)
爺さんは階下にわざわざ下りて行くのが大変なので、蒲団の裾の方に
尿瓶
(
しびん
)
が置いてあるが、そこで小便をした。
日本三文オペラ
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
しびん(尿瓶)の例文をもっと
(5作品)
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溲瓶
(逆引き)
「婆さんどもまでが
溲瓶
(
しびん
)
のものをわれわれの頭上にぶちまけるようになっては、とてもだめだ。」
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
しびん(溲瓶)の例文をもっと
(4作品)
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溺器
(逆引き)
洗い清められた
溺器
(
しびん
)
の肌には、古い
陶物
(
やきもの
)
の厚ぼったい不器用な味がよく出ていた。愛撫に充ちた貞昌の眼は労わるようにその上を滑った。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ちょうど冬のことだったので、宿屋の
主人
(
あるじ
)
は夜長の心遣いから、
溺器
(
しびん
)
を室の片隅に持運んで来た。それは一風変った形をした陶器だったが、物の
鑑定
(
めきき
)
にたけた貞昌の眼は、それを見遁さなかった。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
しびん(溺器)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
屎瓶
(逆引き)
姉のジナイーダは寝台の下にある
屎瓶
(
しびん
)
を布片で覆うてから、悠然と上って来たが、二七、八になるらしい彼女の神々しい美しさには、粗服の中にも聖ベアトリチェの
俤
(
おもかげ
)
があった。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しびん(屎瓶)の例文をもっと
(1作品)
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糸鬢
(逆引き)
父子の大義に
拠
(
よ
)
って来た真情も認められて、かく秀吉の優遇はうけているが、秀吉が見るに、藤孝の
糸鬢
(
しびん
)
はたしかにあの頃から急に霜となっている。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しびん(糸鬢)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
しゅびん
いとびん