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球
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きう
ふりがな文庫
“
球
(
きう
)” の例文
白道の上を復、立籠める魂の塵屑は蟻集して衝天の勢を示し、清淨無垢の「
球
(
きう
)
」に照る清く澄みわたつた
金色
(
こんじき
)
を威嚇してゐる。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
火星の
表面
(
へうめん
)
は地
球
(
きう
)
の
引力
(
いんりよく
)
の五
分
(
ぶん
)
ノ二しかない だから人は地球にゐるときより二
倍
(
ばい
)
半は高く
飛
(
と
)
べるが しかし、それ
以上
(
いじやう
)
高くは飛べるはずがないのぢや
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
その
稜
(
かど
)
々は消えてゆく、圓になる、だんだん膨れてきた、こんだは
球
(
きう
)
だ。この
光景
(
けしき
)
の神々しさは、先のに、をさをさ劣らない。腕は更に筋張つてさし上げられる。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
さうですよ 地
球
(
きう
)
ではパンとか
米
(
こめ
)
とかが
常食
(
じやうしよく
)
でせう、火星の人
間
(
げん
)
は トマトだけよりたべないんです
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
薄暗い「
球
(
きう
)
」は軸の上に囘轉する、
漸々
(
だん/″\
)
膨れて來るやうだ。
金色
(
こんじき
)
の
稜
(
かど
)
が肌の上に現はれる。無數の蟻はぽうつと明るくなつてきた宇宙の上に降りはじめる。
球
(
きう
)
はぱつと破裂する。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
▼ もっと見る
火星では 高い大きなビルデングのやうな
望遠鏡
(
ばうゑんきやう
)
で 地
球
(
きう
)
の出来ごとをみてゐるのです
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
“球”の意味
《名詞》
(キュウ)立体図形で、その表面が、ある1点から等距離にあるもの。
(キュウ 図形)空間上のある1点から等距離にあるすべての点の集合である球面とその内部にある点からなる集合。一般には3次元空間にあるものを指す場合が多い。
(出典:Wiktionary)
球
常用漢字
小3
部首:⽟
11画
“球”を含む語句
眼球
琉球
地球
野球
撞球
軽気球
球形
球根
蹴球
電球
球突
地球儀
地球上
輕氣球
庭球
琉球人
撞球場
水球
球乗
籠球
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