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獨身
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ひとりみ
ふりがな文庫
“
獨身
(
ひとりみ
)” の例文
新字:
独身
それに橋渡しをする人があつて、矢並樣もまだお
獨身
(
ひとりみ
)
のことでもあり、年上の私を承知で、晴れて一緒になるやうにと、勤められて居る折でもございます
銭形平次捕物控:203 死人の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
美尾
(
みを
)
は
子
(
こ
)
ぐるめ
私
(
わたし
)
の
手
(
て
)
に
預
(
あづか
)
り、お
前
(
まへ
)
さんは
獨身
(
ひとりみ
)
に
成
(
な
)
りて、
官員
(
くわんゐん
)
さまのみには
限
(
かぎ
)
らず、
草鞋
(
わらじ
)
を
履
(
は
)
いてなりとも一
廉
(
かど
)
の
働
(
はたら
)
きをして、
人並
(
ひとなみ
)
の
世
(
よ
)
の
過
(
す
)
ごされる
樣
(
やう
)
に
心
(
こゝろ
)
かけたが
宜
(
よ
)
からうでは
無
(
な
)
いか
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ふと途すがら 昔の家の
離家
(
はなれ
)
にゐた
獨身
(
ひとりみ
)
のかの老女を憶ふ
山果集
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
かくてはや、
獨身
(
ひとりみ
)
の
獨身
(
ひとりみ
)
の
今日
(
けふ
)
も過ぎゆく。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ね、親分、三十になるまで、
獨身
(
ひとりみ
)
が面白くてたまらない兄貴だつたんですもの。家の者なんか
搜
(
さが
)
すより、外へ出て、町内の娘や後家をあさつて御覽なさい。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
獨
部首:⽝
16画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“獨身”で始まる語句
獨身者
獨身住