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熱鉄
ふりがな文庫
“熱鉄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねってつ
66.7%
ねつてつ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねってつ
(逆引き)
常子はこう叫びながら、夫の胸へ
縋
(
すが
)
ろうとした。けれども
一足
(
ひとあし
)
出すが早いか、
熱鉄
(
ねってつ
)
か何かを踏んだようにたちまちまた後ろへ飛びすさった。夫は破れたズボンの下に毛だらけの馬の脚を
露
(
あらわ
)
している。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
信雄と、秀吉へ、
和睦
(
わぼく
)
の祝辞を送ろうというのだ。その文案に、家康は顔を斜めに、眼をふさいでいた。いや、辞句を
練
(
ね
)
るまえに、
熱鉄
(
ねってつ
)
を
呑
(
の
)
むような思いを、まず胸の中で、整理している
容子
(
ようす
)
である。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
熱鉄(ねってつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねつてつ
(逆引き)
坊主
(
ばうず
)
が
此処
(
こゝ
)
まで
言
(
い
)
つた
時
(
とき
)
、
聞
(
き
)
いてた
私
(
わたし
)
は
熱鉄
(
ねつてつ
)
のやうな
汗
(
あせ
)
が
流
(
なが
)
れた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
熱鉄(ねつてつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
“熱”で始まる語句
熱
熱心
熱海
熱燗
熱湯
熱田
熱情
熱鬧
熱病
熱気
“熱鉄”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花
芥川竜之介