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照射
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ともし
ふりがな文庫
“
照射
(
ともし
)” の例文
このほど大王
何処
(
いずく
)
よりか、
照射
(
ともし
)
といへる
女鹿
(
めじか
)
を連れ給ひ、そが容色に
溺
(
おぼ
)
れたまへば、われ
曹
(
ら
)
が
寵
(
ちょう
)
は日々に
剥
(
そ
)
がれて、
私
(
ひそ
)
かに恨めしく思ひしなり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
射干
(
しゃかん
)
は「ひおうぎ」「からすおうぎ」などいえる花草にして、ここは「
照射
(
ともし
)
して」の誤なるべし。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
はるかに
狼
(
おおかみ
)
が凄味の
遠吠
(
とおぼ
)
えを打ち込むと谷間の山彦がすかさずそれを送り返し,望むかぎりは
狭霧
(
さぎり
)
が
朦朧
(
もうろう
)
と立ち込めてほんの特許に
木下闇
(
こしたやみ
)
から
照射
(
ともし
)
の影を惜しそうに
泄
(
も
)
らし
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
実
(
げ
)
に今宵こそ
屈竟
(
くっきょう
)
なれ。さきに僕
退出
(
まかりで
)
し時は、大王は
照射
(
ともし
)
が膝を枕として、前後も知らず
酔臥
(
えいふ
)
したまひ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
射干
(
しゃかん
)
は「ひあふぎ」「からすあふぎ」などいへる花草にして、ここは「
照射
(
ともし
)
して」の
誤
(
あやまり
)
なるべし。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
▼ もっと見る
やがて
酔
(
えい
)
も十二分にまはりけん、
照射
(
ともし
)
が膝を枕にして、前後も知らず
高鼾
(
たかいびき
)
、
霎時
(
しばし
)
は
谺
(
こだま
)
に響きけり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
照射
(
ともし
)
してさゝやく
近江八幡
(
あふみやはた
)
かな
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
照射
(
ともし
)
してさゝやく
近江八幡
(
おうみやわた
)
かな
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
“照射”の意味
《名詞》
照 射(しょうしゃ)
日光などが照りつけること。
光線や放射線を当てること。
(出典:Wiktionary)
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
“照射”で始まる語句
照射入