トップ
>
無為
>
むゐ
ふりがな文庫
“
無為
(
むゐ
)” の例文
旧字:
無爲
雨を好むこゝろは確に
無為
(
むゐ
)
を愛するこゝろである。為事の上に心の上に、何か企てのある時は多く雨を忌んで晴を喜ぶ。
なまけ者と雨
(新字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
神
(
かみ
)
が
創造
(
さう/″\
)
の
御心
(
みこゝろ
)
は
人間
(
にんげん
)
を
楽
(
たのし
)
ましめんとするにありて
苦
(
くるし
)
ましめんとするにあらず。
無為
(
むゐ
)
は
天則
(
てんそく
)
なり、
無精
(
ぶしやう
)
は
神慮
(
しんりよ
)
に
協
(
かな
)
へり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
黒法師——
無為
(
むゐ
)
の 行列。
御霊うぶや
(新字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
謹
(
つゝし
)
んで
慮
(
おもんぱ
)
かるに
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
洽
(
あまね
)
かりし
太古
(
たいこ
)
創造
(
さう/″\
)
の
時代
(
じだい
)
には
人間
(
にんげん
)
無為
(
むゐ
)
にして
家業
(
かげふ
)
といふ七むづかしきものもなければ
稼
(
かせ
)
ぐといふ
世話
(
せわ
)
もなく
面白
(
おもしろ
)
おかしく
喰
(
くつ
)
て
寝
(
ね
)
て
日向
(
ひなた
)
ぼこりしてゐられたものゝ如し。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
“無為”で始まる語句
無為軍
無為徒食
無為無策
無為不言
無為飄々
無為涅槃之部