がた)” の例文
十三湖あるいは十三がたと呼ばれて、「津軽大小の河水凡そ十有三の派流、この地に落合ひて大湖となる。しかも各河川固有の色を失はず。」と「十三往来」に記され、津軽平野北端の湖で
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
さくらといふところに、つくつてあるところへ、つるいてわたつてく。その手前てまへにあるあゆちがた。そこはしほ退いてゐるにちがひない。それであゝいふふうに、つるわたつてくのだ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
さくらたづわたるあゆちがた潮干しほひにけらし。たづわた
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)