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演
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し
ふりがな文庫
“
演
(
し
)” の例文
伝統的な女形と云うものの型に嵌って終始している間、彼等は何と云う手に入った風で楽々と
演
(
し
)
こなしていることだろう。
気むずかしやの見物:――女形――蛇つかいのお絹・小野小町――
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
……処が
中日
(
なかび
)
を過ぎた或る日のこと、そのキツカケが来ても「浪子」から「伯母」を呼ぶ声がしない、何か新狂言をするのか? と、「加藤夫人」を
演
(
し
)
て居たものは
癖
(新字旧仮名)
/
喜多村緑郎
(著)
『チヨッ。』と馬子は
舌鼓
(
したうち
)
した。『フム、また狐の眞似
演
(
し
)
てらア!』
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「わたへらのまだ生れん前に、村で狂言(素人芝居の事)があつた時、あんたは
近江源氏
(
あふみげんじ
)
の花賣佐々木を
演
(
し
)
なはつたさうだすな。……今ならわたへが盛綱を演て、あんたに時政を演て貰ひますなア。」
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
舞台が
懶
(
だ
)
れて芝居が
演
(
し
)
にくくて仕方が無いと言ひ出した。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
こういう
背景
(
どうぐ
)
で、何か
演
(
し
)
て見とうござります
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
……此の伯母を
演
(
し
)
て居たのが酒井政俊といふ舞台数も踏んで居る芸達者な女形だつたので、……「浪子」の容態が案じられる思入で、立つて来て屏風へ手をかけて
覘
(
のぞ
)
いてみたが
癖
(新字旧仮名)
/
喜多村緑郎
(著)
『チヨツ。』と馬子は
舌鼓
(
したうち
)
した。『フム、また狐の真似
演
(
し
)
てらア!』
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
演
常用漢字
小5
部首:⽔
14画
“演”を含む語句
演劇
演習
演戯
演出
演題
卓上演説
演説
演舌
演技
演奏
演者
演奏会
講演
釈宗演
上演脚本
演繹
演繹的
演芸
出演
口演
...