)” の例文
「大和恋ひいの寝らえぬにこころなくこのの埼にたづ鳴くべしや」(巻一・七一)、「出でて行かむ時しはあらむをことさらに妻恋しつつ立ちて行くべしや」(巻四・五八五)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
夏麻引なつそび海上潟うなかみがたの沖つに船はとゞめむさ夜ふけにけり
桃の雫 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ほの寒きしほ淡水まみづの落合は蛤のもあはれなるべし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
児等こらしあらば二人ふたりかむをおきくなるたづあかときこゑ 〔巻六・一〇〇〇〕 守部王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
浪速なみはやに騒ぐ味鳧あぢがもや、その
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
夏麻なつそ海上潟うなかみがたおきふねはとどめむさふけにけり 〔巻十四・三三四八〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
浪速なみはやに騷ぐ味鳧あぢがもや、その
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)