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汙
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けが
ふりがな文庫
“
汙
(
けが
)” の例文
その履歴知るものなけれど、
教
(
おしえ
)
ありて気象よの常ならず、
汙
(
けが
)
れたる
行
(
おこない
)
なければ、美術諸生の仲間には、喜びて友とするもの多し。
善
(
よ
)
き
首
(
こうべ
)
なることは見たまふ如し。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
子
(
し
)
亟
(
すみや
)
かに
去
(
さ
)
れ、
我
(
われ
)
を
汙
(
けが
)
すこと
無
(
な
)
かれ。
我
(
われ
)
寧
(
むし
)
ろ
(三七)
汙涜
(
をとく
)
の
中
(
うち
)
に
遊戲
(
いうぎ
)
して
自
(
みづか
)
ら
快
(
こころよ
)
うせん。
國
(
くに
)
を
有
(
たも
)
つ
者
(
もの
)
に
(三八)
覊
(
き
)
せらるること
無
(
な
)
からん。
終身
(
しうしん
)
仕
(
つか
)
へず、
以
(
もつ
)
て
吾
(
わ
)
が
志
(
こころざし
)
を
快
(
こころよ
)
うせんかな
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
最初から計画して、
汙
(
けが
)
れた行いをするとなると、余りに卑劣である。瀬戸なんぞは、悪所へ行く積りで家を出る。そんな事は自分は敢てしないと思っていた。それに今わざわざ箱根へ
行
(
ゆ
)
く。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
汙
部首:⽔
6画
“汙”を含む語句
汙涜
汙行
汙辱