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気弱
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きよわ
ふりがな文庫
“
気弱
(
きよわ
)” の例文
旧字:
氣弱
したがって臆病すなわち気の弱きを
矯正
(
きょうせい
)
するには、盲者になったら、あるいはその目的を達するかも知れぬが、むろん我々が
気弱
(
きよわ
)
を矯正せんとするのは
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
おとなし組の三人は小ツルの言い分にさんせいできないことを、
気弱
(
きよわ
)
な無言であらわすばかりで、松江を
孤立
(
こりつ
)
させようとした小ツルのたくらみはくずれてしまった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
氏は都会っ子的な
上皮
(
うわべ
)
の強がりは大分ありますがなかなか
憶病
(
おくびょう
)
でも
気弱
(
きよわ
)
でもあります。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
鴨の
気弱
(
きよわ
)
がかきみだす
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
気弱
(
きよわ
)
なる
斥候
(
せきこう
)
のごとく
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
しかるに人はその身体、ことに神経の構造により、一方の智力がことさらに発達し、その他の力たとえば意志がこの智力と
権衡
(
けんこう
)
がとれぬときは
気弱
(
きよわ
)
になる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
吹けば飛ぶような
華奢
(
きゃしゃ
)
な姿したものでも、さらに物に動ぜぬものもある。ゆえにひろく身体といわないで、狭く神経質の人はとかく
気弱
(
きよわ
)
勝ちであるといわれると
思
(
おも
)
う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高