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死切
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しにきら
ふりがな文庫
“
死切
(
しにきら
)” の例文
老人は
未
(
ま
)
だ
死切
(
しにきら
)
ずに居て、必死の思いで頭を上げ、傷口から出る血に指を浸して床へ罪人の名を書附て
置
(
おい
)
て
死
(
しん
)
だ。
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
折
(
をら
)
れ或は
腰骨
(
こしぼね
)
腋腹骨
(
あばらぼね
)
皆打折れて即死せしもあり
適々
(
たま/\
)
未だ
死
(
しな
)
ざるも然も哀れ氣に
呻
(
うめ
)
く
體
(
さま
)
心地
(
こゝち
)
能
(
よく
)
こそ見えたりけれ後藤は是を
顧
(
かへり
)
みてヤレ/\たはいもなき
弱虫
(
よわむし
)
めら只一打にて
逃散
(
にげちつ
)
たりシテ
未
(
まだ
)
死切
(
しにきら
)
ぬ
奴輩
(
やつばら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別