此落語このらくご)” の例文
夫切それきりたえ此落語このらくごふものはなかつたのでございます。それよりくだつて天明てんめいねんいたり、落語らくごふものが再興さいこういたしました。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
矢張やはり判者はんじやはうからうとふので、烏亭焉馬うていえんば判者はんじやいたし、そこ狂歌師きやうかしひらきと共に此落語このらくごひらきもやらうとふ事になり、談洲楼焉馬だんしゆうろうえんば判者はんじやで、四方よも赤良あから補助ほじよといふ事で、披露文ちらしを配つたが
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)