てい)” の例文
一日太孫をして詞句しく属対ぞくたいをなさしめしに、おおいかなわず、ふたたび以て燕王えんおうていに命ぜられけるに、燕王の語はすなわち佳なりけり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
の太祖の言は、まさに是れ太祖が胸中の秘を発せるにて、はやくよりこの意ありたればこそ、それより二年ほどにして、洪武三年に、そうこうていしゅくていしんたんの九子を封じて
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
こゝにおいて、第二子そうしん王にほうじ、藩に西安せいあんかしめ、第三子こうしん王に封じ、太原府たいげんふらしめ、第四子ていを封じてえん王となし、北平府ほくへいふすなわち今の北京ぺきんに居らしめ、第五子しゅくを封じてしゅう王となし
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)