“唐棣花色”の読み方と例文
読み方割合
はねずいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同巻十一の「山吹やまぶきのにほへる妹が唐棣花色はねずいろの、赤裳あかものすがたいめに見えつつ」、同巻十二の「唐棣花色はねずいろの移ろひ易きこころあれば、年をぞ来経きふことは絶えずて」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
山吹やまぶきのにほへるいも唐棣花色はねずいろ赤裳あかものすがたいめに見えつつ 〔巻十一・二七八六〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
唐棣花色はねずいろよき若立わかだちも、ときことごとくしめあへず
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)