“梗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くき33.3%
こう33.3%
みき16.7%
ツヨ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はしって往ってみたが、もう根も株も枯れていた。黄英は歎き悲しんで、そのくきをとって盆の中に入れ、それを持って居間に入って、毎日水をかけた。
黄英 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
建文元年二月、諸王にみことのりして、文武の吏士りしを節制し、官制を更定こうていするを得ざらしむ。も諸藩を抑うるの一なりけり。夏四月西平侯せいへいこう沐晟もくせい岷王びんおうこうの不法の事を奏す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
老婆は卓の上へ包みを置いて、その中から金のみきで銀の枝をした一朶いっぽんの花簪児を執って秀英の頭へ持っていった。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
神武建国の詔には、「辺土未ダオサマラズ、余妖ヨヨウツヨシト雖、中州ノ地マタ風塵フウジンナシ。」