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そめごろう
ふりがな文庫
“
染五郎
(
そめごろう
)” の例文
染五郎
(
そめごろう
)
(後の
幸四郎
(
こうしろう
)
)というような顔触れで、二番目は
円朝
(
えんちょう
)
物の「
荻江
(
おぎえ
)
の
一節
(
ひとふし
)
」と内定していたのであるが、それも余り思わしくないと云うので
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
故人
成田屋
(
なりたや
)
が今の
幸四郎
(
こうしろう
)
、当時の
染五郎
(
そめごろう
)
を連れて釣に出た時、芸道舞台上では指図を仰いでも、勝手にしなせいと
突放
(
つっぱな
)
して教えてくれなかったくせに、舟では染五郎の座りようを
咎
(
とが
)
めて
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
硯友社この夜の人気は当時の花形たる
家橘
(
かきつ
)
や
染五郎
(
そめごろう
)
を圧していた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
見たりし盆興行は団菊両優は休みにて
秀調
(
しゅうちょう
)
染五郎
(
そめごろう
)
家橘
(
かきつ
)
栄三郎
(
えいざぶろう
)
松助
(
まつすけ
)
ら一座にて一番目は染五郎の『
景清
(
かげきよ
)
』
中幕
(
なかまく
)
は福地先生新作長唄
所作事
(
しょさごと
)
『
女弁慶
(
おんなべんけい
)
』(秀調の
出物
(
だしもの
)
)二番目家橘栄三郎松助の「
玄冶店大喜利
(
げんやだなおおぎり
)
」家橘栄三郎の『
女鳴神
(
おんななるかみ
)
』
常磐津
(
ときわず
)
林中
(
りんちゅう
)
出語
(
でがた
)
りなりき。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“染”で始まる語句
染
染々
染色
染井
染込
染付
染附
染衣
染物
染渡