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柏井
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かしわい
ふりがな文庫
“
柏井
(
かしわい
)” の例文
柏井
(
かしわい
)
の
鈴
(
すう
)
ちやんがお嫁に来てくれれば、
私
(
わたし
)
の仕合は言ふまでもない、雅之もどんなにか嬉からう。子を捨てる
藪
(
やぶ
)
は有つても、懲役に遣る親は無いぞ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いまは
見栄
(
みえ
)
もなく敗走していた池田方の士卒は、
志段味
(
しだみ
)
、
篠木
(
しのき
)
、
柏井
(
かしわい
)
——と
支離滅裂
(
しりめつれつ
)
になって、
遁走
(
とんそう
)
したが、
矢田川
(
やだがわ
)
を越え得たものは、みな助かった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふたたび行軍をつづけ、
大草
(
おおぐさ
)
、
柏井
(
かしわい
)
、
篠木
(
しのき
)
を経て、上条村につき、ここに宿営を張って
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
親に
仕
(
つか
)
へて、
此上無
(
こよな
)
う優かりしを、
柏井
(
かしわい
)
の
鈴
(
すず
)
とて美き娘をも見立てて、この秋には
妻
(
めあは
)
すべかりしを、又この
歳暮
(
くれ
)
には
援
(
ひ
)
く
方
(
かた
)
有りて、新に興るべき鉄道会社に好地位を得んと頼めしを、事は皆
休
(
や
)
みぬ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
小幡
(
おばた
)
、
御厨
(
みくりや
)
、
科野
(
しなの
)
、
篠木
(
しのき
)
、
柏井
(
かしわい
)
、
秦川
(
はたがわ
)
などの各所に辺在して、各〻、上には頭目をいただき、武器馬具も盗み
蓄
(
たくわ
)
え、すわといえば、天下の稲を喰らい、領主なく国境なく、奔放野馬のごとく、また
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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柏井
(
かしわい
)
の青山新七。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柏
漢検準1級
部首:⽊
9画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
“柏”で始まる語句
柏
柏木
柏手
柏原
柏崎
柏餅
柏屋
柏筵
柏林
柏木如亭