トップ
>
杜
>
ふさ
ふりがな文庫
“
杜
(
ふさ
)” の例文
うっちゃって置けば、比較的
脆弱
(
ぜいじゃく
)
な五穀蔬菜は、
野草
(
やそう
)
に
杜
(
ふさ
)
がれてしまう。二宮尊徳の所謂「天道すべての物を生ず、
裁制補導
(
さいせいほどう
)
は人間の道」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
大意は『宝物集』と同様ながら、板や草を橋筏とする代りに石を負うて海を
杜
(
ふさ
)
ぎ猴軍が渡ったとあり。私陀妃の終りも上に引いた一伝にほぼ同じくてやや違う。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
六、七、八、九の月は、農家は草と
合戦
(
かつせん
)
である。自然主義の天は一切のものを生じ、一切の強いものを育てる。うつちやつて置けば、比較的
脆弱
(
ぜいじやく
)
な五穀蔬菜は、
野草
(
やさう
)
に
杜
(
ふさ
)
がれてしまふ。
草とり
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
彼は
専
(
もっぱ
)
ら威福を
逞
(
たくまし
)
うせり、
然
(
しか
)
れども威福を逞うせんがために
然
(
しか
)
するにあらず、政権の分裂を
杜
(
ふさ
)
ぎ、主権の統一を幕府に占めずんば、天下の事決して為すべからざるを信じたるがためのみ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
杜
漢検準1級
部首:⽊
7画
“杜”を含む語句
杜絶
杜松
杜若
杜撰
杜鵑花
杜鵑
杜氏
杜国
杜陵
小杜
杜荀鶴
杜少陵
杜断
孟浪杜撰
杜子春
杜九如
杜衡
杜預
杜甫
杜切
...