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村長
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むらをさ
ふりがな文庫
“
村長
(
むらをさ
)” の例文
そこでこの百姓男は、
村長
(
むらをさ
)
からいひつかつて、坊さんを探しに今朝はやくから、この街道に出て来てゐたのでした。しかし職人や武士や百姓はたくさん通りますが坊さんはなかなか通りません。
鳥右ヱ門諸国をめぐる
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
他
(
ひと
)
の
援
(
たす
)
けさへなく
六八
世にくだりしものの
田畑
(
たばた
)
をも、
価
(
あたひ
)
を
賤
(
やす
)
くして
六九
あながちに
己
(
おの
)
がものとし、今おのれは
村長
(
むらをさ
)
とうやまはれても、むかしかりたる人のものをかへさず、礼ある人の
席
(
むしろ
)
を譲れば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
九助儀今
更
(
さら
)
未練
(
みれん
)
にも
遺恨
(
ゐこん
)
に存親類中も
不通
(
ふつう
)
に相成
加之
(
そのうへ
)
同人名主役申付られしより
村長
(
むらをさ
)
の
權威
(
けんゐ
)
を
振
(
ふる
)
ひ
私欲
(
しよく
)
押領
(
あふりやう
)
多く小前の者ども
難儀
(
なんぎ
)
仕つるに付村中寄り合ひ又々惣内を
歸役
(
きやく
)
致させんと
内談
(
ないだん
)
いたせし儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其方
儀
(
ぎ
)
村長
(
むらをさ
)
役をも
勤
(
つとめ
)
ながら傳吉留守中同人叔母早と
密通
(
みつつう
)
に及び早を我が家へ引取妻と致し其後村長役を
召放
(
めしはな
)
され傳吉へ
後役
(
あとやく
)
申付られしを
妬
(
ねた
)
く思ひ加之猿島河原に於て
現在
(
げんざい
)
娘千代事
空
(
うつ
)
せみを切害し其罪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“村長(市町村長)”の解説
市町村長(しちょうそんちょう)とは、地方公共団体(市・町・村)の長である市長・町長・村長の総称。
(出典:Wikipedia)
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“村長”で始まる語句
村長役