“朱椅子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかいす50.0%
しゅいす50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとりごちながら寝台ねだいをおり、二階の窓ぎわへ、唐風からふう朱椅子あかいすをかつぎだして、そこへ頬杖ほおづえをついたのは、こういう異人屋敷いじんやしきにふさわしい和田呂宋兵衛わだるそんべえ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
満身の法衣ころもがみな焔と化し、腰かけている朱椅子しゅいすも火になっていながら、快川の体はまだ、そのまま姿勢もくずれていなかった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)