朱椅子しゅいす)” の例文
満身の法衣ころもがみな焔と化し、腰かけている朱椅子しゅいすも火になっていながら、快川の体はまだ、そのまま姿勢もくずれていなかった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)