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書案
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つくゑ
ふりがな文庫
“
書案
(
つくゑ
)” の例文
狐の
妖魅
(
えうみ
)
をなす事
和漢
(
わかん
)
めづらしからず、いふもさらなれどいふ也。
我
(
われ
)
雪中にはあかりをとらんため、二階の
窓
(
まど
)
のもとにて
書案
(
つくゑ
)
に
倚
(
よ
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
仲冬のすゑ此人
居間
(
ゐま
)
の二階にて
書案
(
つくゑ
)
によりて物を
書
(
かき
)
てをられしが、
窓
(
まど
)
の
庇
(
ひさし
)
に
下
(
さが
)
りたる
垂氷
(
つらゝ
)
の五六尺なるが
明
(
あか
)
りに
障
(
さは
)
りて
机
(
つくゑ
)
のほとり
暗
(
くら
)
きゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
猶
(
なほ
)
憎
(
にく
)
むべきは、くわしをりは人の
置
(
おき
)
たるやうに
書案
(
つくゑ
)
の上にあり、ひらき見ればおほひたる紙もそのまゝにて、くわしはみなくらひ
尽
(
つく
)
せり、その
妖
(
えう
)
をなしし事
不思議
(
ふしぎ
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
案
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
“書”で始まる語句
書
書物
書肆
書籍
書翰
書付
書生
書棚
書割
書斎