もと)” の例文
美代子みよこさんは、ちょうど十二でした。このごろは、からだわるいので学校がっこうやすんで、医者いしゃにかかっていました。けれどなかなかもとのように元気げんきよく、くなおりませんでした。
千代紙の春 (新字新仮名) / 小川未明(著)